以前、「三日坊主にならないための超おすすめジョギンググッズ」という記事で、楽しくジョギングを続けるために最初に準備しておいたほうがいいグッズをまとめました。
三日坊主にならないための超おすすめジョギンググッズ : blog @narumi
その最後にちらっとご紹介したのが「Vibram Five Fingers」(ビブラムファイブフィンガーズ)という“5本指シューズ”です。このシューズは初めから用意する必要はないですが、ほとんどの人にとってその後のジョギング生活の助けになったりします。
それは、走るのが楽しくなってきたときに突然襲ってくる、あの膝痛に効くからです。
Vibram(ビブラム)
それは、走るのが楽しくなってきたときに突然襲ってくる、あの膝痛に効くからです。
◆◆
多くの人は長距離を走るとき、カカトから着地します。そして体重の3倍の重量をカカト→膝の順で受け止めます。そうすると膝の関節周辺に十分な筋肉がない初心者ランナーなどは特に、膝に痛みを感じることになります。
僕も走り始めてから2〜3週間くらいの頃、10kmくらいを走れるようになって楽しくなってきたあたりできました。調子に乗って距離を伸ばしたところで膝痛が。走り終わったら鈍痛がして膝が曲がらない。次の日は階段の下りが辛い。歩くのもしんどい。2日くらいで痛みがおさまっても、走るとまた痛みが出る。その繰り返し。
いろいろ調べたところ、どうやら膝関節周辺の筋肉が足りなくて、地面からのショックを受け止めきれていないこと、そもそも膝にショックを与えがちなランニングフォームだったことがわかりました。
筋肉については筋トレするしかないので、スクワットとかやりました。ただそれでもこのまま膝に負荷を与え続けるのは怖かったので、膝に優しい走り方をしないとなあと考えました。
で、ビブラムファイブフィンガーズを買ってみたのです。その特徴について簡単に言うと、(1)ソールが薄い、(2)指先が5本に分かれている、というところです。特にこのソールの薄さがかなり大事です。
これを履いて走ると、まずカカトのソールが薄いので、カカトで着地できません。ペラッペラですから。なので自然とつま先立ちで走るようになります(正確に言えばつま先がまず接地して、その後カカトがソフトランディングする感じ)。
そうすると体重の3倍の重量はどこで受け止めるかというと、「ふくらはぎ」です。5分走っただけでふくらはぎがパンパンになりました。これはこれで歩けない。でも筋肉痛なので痛みがおさまればまた走れる。次は10分、その次は15分と時間を伸ばしていくと、ふくらはぎも鍛えられ、つま先立ちで1時間くらいは走れるようになります。
つまり、関節は鍛えられないけれど、筋肉は鍛えられるのです。
なので僕はジョギングを長期間サボってしまった後に復帰したときなどは、膝に負担を与えないようにビブラムファイブフィンガーズで走るようにしています。ふくらはぎの筋肉を鍛えてから普通のシューズに戻ります。そうすると足の前方=フォアフットで着地する癖がちゃんと残っていて、いい感じのフォームで走り続けられるのです。
あとビブラムファイブフィンガーズで走るときのコツは、前傾姿勢を保ち、常に上半身が膝よりも前に出ている状態にすることです。体の重心が前に掛かり過ぎて、倒れてしまうようなイメージで走ると、膝に負担がかからないし、つま先からつま先へリズムよく足が出てきます。
詳しいレビューなどは下の記事とかおすすめです。
せっかく走るのが楽しくなってきたのに、膝が痛くてやめちゃいそうという方はぜひ1度試してみてはどうでしょうかね。
--次回予告
「【対処法】FacebookのiPhoneアプリをアップデートしたら使えなくなった人へ」
多くの人は長距離を走るとき、カカトから着地します。そして体重の3倍の重量をカカト→膝の順で受け止めます。そうすると膝の関節周辺に十分な筋肉がない初心者ランナーなどは特に、膝に痛みを感じることになります。
僕も走り始めてから2〜3週間くらいの頃、10kmくらいを走れるようになって楽しくなってきたあたりできました。調子に乗って距離を伸ばしたところで膝痛が。走り終わったら鈍痛がして膝が曲がらない。次の日は階段の下りが辛い。歩くのもしんどい。2日くらいで痛みがおさまっても、走るとまた痛みが出る。その繰り返し。
いろいろ調べたところ、どうやら膝関節周辺の筋肉が足りなくて、地面からのショックを受け止めきれていないこと、そもそも膝にショックを与えがちなランニングフォームだったことがわかりました。
筋肉については筋トレするしかないので、スクワットとかやりました。ただそれでもこのまま膝に負荷を与え続けるのは怖かったので、膝に優しい走り方をしないとなあと考えました。
で、ビブラムファイブフィンガーズを買ってみたのです。その特徴について簡単に言うと、(1)ソールが薄い、(2)指先が5本に分かれている、というところです。特にこのソールの薄さがかなり大事です。
これを履いて走ると、まずカカトのソールが薄いので、カカトで着地できません。ペラッペラですから。なので自然とつま先立ちで走るようになります(正確に言えばつま先がまず接地して、その後カカトがソフトランディングする感じ)。
そうすると体重の3倍の重量はどこで受け止めるかというと、「ふくらはぎ」です。5分走っただけでふくらはぎがパンパンになりました。これはこれで歩けない。でも筋肉痛なので痛みがおさまればまた走れる。次は10分、その次は15分と時間を伸ばしていくと、ふくらはぎも鍛えられ、つま先立ちで1時間くらいは走れるようになります。
つまり、関節は鍛えられないけれど、筋肉は鍛えられるのです。
なので僕はジョギングを長期間サボってしまった後に復帰したときなどは、膝に負担を与えないようにビブラムファイブフィンガーズで走るようにしています。ふくらはぎの筋肉を鍛えてから普通のシューズに戻ります。そうすると足の前方=フォアフットで着地する癖がちゃんと残っていて、いい感じのフォームで走り続けられるのです。
あとビブラムファイブフィンガーズで走るときのコツは、前傾姿勢を保ち、常に上半身が膝よりも前に出ている状態にすることです。体の重心が前に掛かり過ぎて、倒れてしまうようなイメージで走ると、膝に負担がかからないし、つま先からつま先へリズムよく足が出てきます。
詳しいレビューなどは下の記事とかおすすめです。
やじうまミニレビュー - Barefootinc Japan「ビブラムファイブフィンガーズ KSO」 - 家電Watch
せっかく走るのが楽しくなってきたのに、膝が痛くてやめちゃいそうという方はぜひ1度試してみてはどうでしょうかね。
Vibram(ビブラム)
--次回予告
「【対処法】FacebookのiPhoneアプリをアップデートしたら使えなくなった人へ」