じつはここ数年ほどポッドキャスト(ラジオのようなものです)にはまっておりまして、iPhoneをつかっている方ならこちらからさくっと公式ポッドキャストアプリに登録できますのでぜひ試してみてください。



ポッドキャストは自分で番組を配信するとなるとけっこう複雑。音声を録音して、どこかにアップして、そのRSSをAppleに申請するなんて一見さんにはちょっとしんどい。もっとブログを書くみたいに、インスタに投稿するみたいに、誰でも簡単に音声で自分の近況を語るようなサービスはできないものか。

そう考えて、エキサイトが最近ローンチしたのが「Radiotalk」というアプリ。

誰でもトークを配信できるアプリ「Radiotalk」iOS版配信スタート | エキサイト株式会社

エキサイト株式会社のコーポレートサイトです。


これはとても意欲的なアプリで、音声を投稿する人のためにシンプルに徹した作りになっています。録音ボタンで音声を撮り始め、終わったら即アップロード。12分間までのラジオ番組を誰でも作れます。音声編集なんて面倒なことは省いており、基本的に編集なしの一発録り。

これは音声版ツイッターか、あるいはインスタグラムかーー。新規事業としてこのアプリの企画をいちから立ち上げたエキサイトの井上佳央里さんがポッドキャストのゲストに来てくれました。こちらです。




もともとラジオが大好きだったという井上さん。Radiotaikにとどまらず"音声"の未来について熱く語ってくださっております。

親戚から不評なくらいの情熱です。

いまはAirPodsのような高機能なイヤホンが出てたり、AmazonやGoogleからAIスピーカーが出始めてきて、音声を聞く機会も発音する機会も増えてきています。

井上さんがお話されていたように、たとえば家に帰ってAmazon Echoに「◯◯さんのトークが聞きたい」って話しかけると友達がだらだらと話す音声が流れてきたら、それはそれで楽しそう。

みんなブログとかTwitterでしょうもないこと話してるんだから、音声でもしょうもない話をどんどんしてくれるといいのにと思うんだけど、でもそのためには手軽にアップできるサービスが必要。そのきっかけがRadiotalkになったらすごいし、その可能性は全然あるんじゃないかと思います。


という内容のトークを2回にわたってお送りしております。こちらが後編。




ちなみにRadiotalkのヘビーユーザーは平均1日1回以上音声を配信するんだそうです。これからは何か思いついたらTwitterを開いて投稿するみたいに、思いついたらRadiotalkを開いてAirPodsにぼそぼそ話しかけて投稿するなんて時代になったりするかもしれないですね。

というわけで注目の井上さんのインタビュー記事はこちら。

100人に壁打ち、ダメ出しにもめげない!女性プロデューサーの一途な思いが生んだ『Radiotalk』

社員100人から、時にはダメ出しをもらいながら企画! 若き女性プロデューサーのアプリ企画奮闘記をお届けします。今回注目したのがエキサイトで働く井上佳央里さん。企画したのは誰でもラジオ配信ができる『Radiotalk』。リリースまでの失敗談、カタチにするまでの執念とは?


じつは僕がいまポッドキャストをやっているのもキャリアハックのインタビューがきっかけだったと思います。

キャリアハックの人に「今後の目標は?」と聞かれ、なんとなく「声がいいのでポッドキャストでもやってみたいです」と答えたら、その記事が掲載されまして、それを読んだ夏目さんから突然「ポッドキャストやりましょう」って声かけられていきなり始めて2年半くらい経ちました。

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そういえばBloggerでウェブ上に日記を流行らせ、Twitterで140字のテキストを溢れさせたエヴァン・ウィリアムズが、Twitterの直前に作っていたのはまさにポッドキャストサービスでした。


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「赤坂見附の希須林の辛ニラそばが好きです」
 


この話題はポッドキャストでも深掘りしていくよ。

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