最新の『編集会議』を送っていただきました。鈴木さんありがとうございます。今回は「記事でメディア価値は決まる」というあたりまえポエムのような第1特集と、働き方にフォーカスした第2特集ですね。

で、読んでみて面白かったのが、編集会議で仕事がデキル人だと思わせる方法のところ。どれもあるあるすぎるwww
・話を聞いていると言いながら、キーボードを叩き続ける

・「いい質問だ」と言って質問に答えない

・描くだけでスマートに見える21個の無意味な図形。

元ネタはこちら。100もあるのかよ! こういう本質的じゃないTipsって大好き。
あとは「社畜が“読モ”化していますね!」という謎の書き出しで始まる社畜論がやばい。メディア企業だってホワイトじゃないとダメだよという風潮のなか、「ワークワークバランス」「もちろんAMに学芸大学前を散歩して芸大生を観察する余裕もありません」というわかる人にしかわからないネタを散りばめてくるのを許すあたり、編集会議の人もすごいな。

一応、筆者が誰か見てみたら、完全に予想通りの人物でホッとした。プロフィール欄の「内野手 / 右右 / ニフティ、AOL他→AbemaTV(16)/ 率.270 本8 点50 盗12 / ゴールデングラブ(10〜15) カムバック賞(13)最多犠打(14 )」って野球選手かよ。しかも小技で魅せるベテランタイプな印象。

この社畜論のすぐ後ろにはめちゃくちゃ爽やかな人がいた。内容は一転して、「“午後6時に帰る編集部”をどのように実現しているのか」について語っています。

BuzzFeed Japan編集長の古田さんはいまでこそ業務効率を意識して、短時間で成果を出す編集部を志向しているけど、若い頃は当然のようにハードワークだったと語っている。それが当たり前だったと。
自分のことを振り返っても、特に20代の頃は長時間労働をしてきた記憶しかない。ただ会社にそれを強制されたということは一切なくて、なんとなく夜中まで残って働いてしまうのだ。やれなんて言われてないのに、なんとく。
たぶんいま思えば、自分の能力が不安で、このままでいいのかわからないから、とりあえず長く働くか、みたいな感じだった。人よりもたくさん(というか長い時間…)何かに取り組んでいれば、がんばったようには見えるだろうっていう…。
それはもう反省するしかないとして、最悪なのは、「その時間があったからいまの自分がある」なんて思い込んでしまうこと。実際、そういう人は多いんじゃないかと思う。過去にやってきたことを自分の中できれいにまとめてしまう人。
結局、優秀な人は定時というルール内できっちりゲームを楽しんで、成果も出せる。そういうことが編集会議の記事には書いてあったよ。
仕事に疲弊している人はぜひ読んでみて。
宣伝会議
2017-03-29
--次回予告
「ブログに紙面の一部を載せることは事前に許可を得ています」
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