ここ最近、かなり頻繁に使っているサービスが「LINE PAY」(ラインペイ)だ。お正月のお年玉くじキャンペーンで使い始めた人も多いはず。

用途としては、友達と一緒に食事したときの割り勘に、そしてポイントレートの高いクレジットカードとして。もはや生活から切り離せなくなってきた。

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LINEグループでさくっと割り勘

友人とランチに行ったとき、混雑するレジで別々にお会計するのはスマートじゃない。どちらかがさっと払っておいて、帰り道にLINE PAY(ラインペイ)で割り勘するのが非常に楽だ。

LINEを立ち上げ、その他タブからPAYを選び、送金相手を探して1000円送っておく。これだけ。LINEを使っていない人はそういないので、誰とでもできる。人とご飯に行くたびにLINE PAY(ラインペイ)で割り勘しようよ、と布教している状態だ。

あるいは職場などで仲の良いおっさん3人で飲みに行ったとする。その場合はもうあらかじめ3人でLINEグループを作っておく。どうせ何度も行くんだから。


お会計のときは1人がカードでまとめ払う。払った人はLINEグループ画面のメニューからLINE PAYの割り勘機能を開き、合計金額を入力する。そうすると、グループチャットの画面に、他のメンバー宛の割り勘依頼が飛ぶ。

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まとめて払っておいたほうはLINE PAYの中でお金を受け取るわけだが、問題はLINE PAY内のお金をどうやって使うかだ。LINE関連のサービス内でしか使えないようでは死に金だ。

そこで生きてくるのがLINE PAYカードである。

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LINE PAYカードの汎用性は現金よりも上

LINE PAYカードはLINE PAY内にたまったお金をクレジットカードとして使うための物理カードだ。JCBブランドなので全国ほぼどこでも使える。このカードを持っていれば割り勘で徴収したお金をきっちり次に活かせる。そのへんのポイントサービスとは違う。

さらに、LINE PAYカードを使って決済すると2%のポイントがつく。2%っていったらクレジットカード界ではかなりの高利率。つまり10万円の商品を買うとき、手持ちの現金をLINE PAYにチャージしてLINE PAYカードで払うだけで2000円分返ってくるということ。

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Suicaへのチャージを毎回LINE PAYカードからやるなど、大きな金額や繰り返しの利用をLINE PAYカードに切り替えると1年で数万円分は浮きそうだ。カード自体はファミリーマートの店頭で手ぶらで即時発行できるので、すぐにやったほうがいい。


こんなにLINE PAYをプッシュしていると、また「LINEからお金もらってるんでしょ?」とか言われるので、きっちり苦言を呈しておこう。

サービスのUIはまだまだ未熟

とても便利なLINE PAYなのに、どうも細かいところが作り込まれていない気がする。

たとえば友人にランチ代を払ってもらったのでLINE PAYですみやかに送金したいとき、送る相手を探すわけだが、ここで表示されるのが50音順の友達リストなのだ。

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LINE PAYでお金を送り合うなんて、友達のなかでもかなり限定された関係だ。なので、よく利用する相手を上位に表示するか、自分で特定の人をピンできるようにしてほしい。

現状だと毎回名前で検索しなければならない。1日に何度も利用するので、これがけっこうな手間なのだ。

支払いについてはもう1つ。たとえばグループで割り勘依頼をしたとしても、支払われた通知は1対1のトークルームでやってくる。 グループ画面の中だけですでに完済された割り勘依頼なのか、未済の割り勘依頼なのかがわかるようにしてほしい。

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たとえば、割り勘依頼の下に払った人のアイコンを小さく表示するとか。なんかやってほしい。

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LINE PAYを作っている人はちゃんと日常的にこのサービスを使っているのだろうか。日本でもっとも普及しているモバイルサービスだからこそ、いままでろくなものがなかった割り勘サービスをきっちりと仕上げてほしい。


--次回予告 follow us in feedly
「だれか近々一緒にランチ行きませんか? LINE PAYで割り勘しよう」
 


この話題はポッドキャストでも深掘りしていくよ。

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