ふと自分の癖に気づく瞬間があったのでメモ。
ぼくの場合、仕事でも日常生活でもなんでも、ふと迷うこと、疑問に思うこと、逡巡することがあったら、そのとき目の前にある事柄について、とりあえず語源や定義を調べるようにしている。
「している」というか、無意識にやっている。
なんでもいい。たとえば朝起きれなかったら、そもそも「起きる」の語源ってなんだっけ?と立ち返る。明日はインタビュー取材かと思えば、そういえばinterviewとはどういう語源から来ているんだろうか?と。
これ答えは中世フランス語で、「互いに見る」という意味の[entre voir]らしい。もしかしたら上手なインタビューとは、意外と「互いに」というところにポイントがあるのかもしれない。
あるいは自分の仕事はそもそも何だ? メディアである。じゃあそれってつまり何かというと、「medium」(媒体)である。だから日々、情報と人を結びつける、媒介する。たったそれだけ。「ならばこういう表現方法は全然ありだな」みたいなことを考える。
「そっか。こういう語源だったんだ。そもそもこういう成り立ちだったんだ」。それがわかれば大事にすべきもの、捨てていいものが見えてくる。考えすぎてたことに気づく。
ちなみにぼくが最近調べた言葉は「箱」でした。
「箱」って調べながら、そういえばどうでもいいことググってるなあ。でもWikipediaにあった「一定の形状を保持できるものを『箱』と呼び、内容物により形状が変化するものを『袋』と呼ぶ」というフレーズは良かったよなあ。とか考えながら、これを書いている。
語源とか定義をなんとなく調べると、意外な視点に気づけたりするのでおすすめという話でした。
--次回予告

「iPod Shuffleが意外と使える昨今について」
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