僕らの目的地は、ほぼ本州最南端にありました。

紀伊半島の先っぽです。

一体なんでこんなところに作ったんだ。

海岸沿いをひたすら車で走りました。

本当に海が目の前。崖の上に建っています。

ついにやってきました。

念願の「落合博満野球記念館」です。入場料はなんと2000円。高い…。でもここまで来たら入るしかない。

ちなみに、松井秀喜ベースボールミュージアムは一般300円、小・中学生100円。王貞治ベースボールミュージアムはおとな900円、こども400円です。
この建物、落合博満の背番号「6」にちなんで六角形に設計されています。

いよいよ入館です。すごく緊張しました。

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いやー素晴らしかったです。中は写真撮影禁止でしたが、レアアイテムがたくさん展示されていました。「落合福嗣くんが昔遊んでたプラモデル」や「落合信子夫人が描いた油絵」など、落合ファンなら必見のお宝がたくさんありました。
ここに来る途中、車の中でずっとWikipediaを見ていましたが、さすがエピソードが豊富ですね。野球部を退部したのに、誰よりも上手いから、試合前になると呼ばれて4番で出場しちゃったり、大学進学後はなぜかプロボウラーを目指しちゃったり、いろいろ勉強になります。
・野球部を退部したのに4番打者
1969年、秋田県立秋田工業高等学校建築科に進学[1]。野球部に在籍していたが、野球をしている時間よりも映画館にいる時間の方が長かった。その後、先輩による理不尽なしごきに耐えかねて野球部を退部。しかし投打共に落合ほどの実力を持った選手がいなかったため、試合が近づくと部員たちに説得され、復帰した。落合はほとんど練習をせずに、4番打者として試合に出場していた。高校時代は退部と復帰を通算7回繰り返している。
・大学中退、プロボウラーを志す
1972年、東洋大学に進学[1]。しかし、先輩がタバコを手にしたら素早く火をつけるといった体育会系の慣習に納得できず、故障もしたことで、わずか半年で野球部を退部して大学も中退。秋田に帰った。その後、ボウリング場でのアルバイトをきっかけにボウリングに目覚め、プロボウラーを志すようになる。
入り口にあった落合博満の銅像。なぜかブリーフ姿ですが、近くで見るとそれなりに迫力がありました。この前で記念撮影をするのが長年の夢だったのです。

落合博満野球記念館は素晴らしい施設でした。紀伊半島の南の端っこあたりを通りかかりましたら、ぜひ寄ってみてください。
--次回予告
「こどもによくない本を入れるポスト」