前回までのあらすじ
自転車で熊谷まで行って、福乃家という焼きそば専門店に入ったら、「フライ焼きそば」というメニューがあったので注文した。
  焼きそば名店・福乃家で「フライ焼きそば」なるものに出会った


ちなみに、僕は普通の「焼きそば」を頼みました。これがすごい美味しかったんです。麺がしっかりとしていて、豚肉とキャベツがちょろちょろと入っていて、紅しょうがが乗っかっているという、なんというか、普通の焼きそばって感じで良かった。


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できたての焼きそばって幸せな気分になりますね。都内から自転車を70kmもこいで、ようやく辿り着いた、できたての焼きそば。そんなの初めてでした。


ちなみにメニューはこんな感じでした。僕が注文したのは焼きそば・並です。

焼きそば:大450円 並400円

フライ:大450円 並400円

フライ焼きそば:大550円 並500円

やはり、「フライ」と「フライ焼きそば」が気になりますよね。

実はこの日は、メシマズ写真家として有名な友人が同行者で、彼が「フライ焼きそば・並」に挑戦してくれました。これがフライ焼きそば。写真は彼が撮影したものです。

僕だったら横位置で撮ったと思います。

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一見すると、オムレツのような、お好み焼きのような見た目ですね。お店のおばちゃんいわく、「お好み焼きみたいけど、違う」とのことでした。キャベツは入っていなくて、生地はもっちりとしつつも、分厚くはない。


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くぱあしたところ。これも同行者の撮影です。ちょっと寄りすぎてる。

中には焼きそばが入っています。ただ、さっき僕が注文した焼きそばとは少し異なり、ネギがたくさん追加されていました。このネギがシャキシャキとした食感を残していて、もっちりしたフライ部分および麺にマッチします。

すごく美味しい。

炭水化物で炭水化物をくるんでるのに、なぜかモソモソしない。ソースとかかけなくても、ほんのりとダシの味がやさしい。それに食べてるあいだ、ずっとおばちゃんが話しかけてくる。

いやー美味しかったです。僕は一口もらっただけですが、疲れた体に染み込みました。

昔は近くに高校があって、学生が帰り道に大挙してきてたそうですが、最近では若い子はあまり来ないそうです。こんなお店が通学路にあったら、絶対通っちゃう。部活帰りとかに、「福乃家、寄っていこうぜ」ってなると思う。

「フライ」について、Wikipediaにこう書いてありました。

埼玉県北部地域のご当地料理となっている鉄板焼き料理である。住民は単に「フライ」と言うと通常これを指す。

フライと呼びながらも油で揚げることはなく、鉄板で焼くのが特徴。お好み焼きとクレープの中間の食べ物と形容される事もある。

やや緩めに水で溶いた小麦粉を鉄板の上で薄く伸ばし、店舗によっても異なるが豚肉や長葱、干海老、切りいかなどお好み材料を載せて焼く。黄身を崩した目玉焼き状の玉子を入れたり、キャベツを入れる店もある。

焼きそばとのセットメニューについては店により「別々の皿で出す所」「フライと同じ皿に盛る所」「焼いたフライを二つ折りにして焼きそばを挟み込む所」と、様々である。


福乃家。また、行こうと思います。

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福乃家 - 熊谷/焼きそば [食べログ]


--次回予告
「『Fancyで買い物をしてはいけない』は撤回すべきかもしれない」