「このあとブルーボトルコーヒーに行こうと思うんです」。

清澄白河のあたりで用事を済ませたあと、同行者がこう言った。




ブルーボトルコーヒー




その名前は知っている。

米国から上陸したコーヒー店で、なにやら“サードウェーブコーヒー”と呼ばれる新しいトレンドらしい。どこかのメディアで“コーヒー界のApple”なんてヘンテコな見出しの記事を読んだのを思い出した。

第一号店は清澄白河なのだと、これも何かのニュースで見た。それならぜひ僕も行ってみたいと申し出て、一緒に向かうことにした。ブルーボトルコーヒーへ。

駅近くにスタバのようなオシャレ店舗があるのだろうかと地図を開いて調べてみると、けっこう駅から遠いことがわかった。歩いて10分くらいかかりそうだ。




おそらく住宅街の中である。なぜこんなところにサードウェーブコーヒーがやってきたのだだろう。ブルーボトルコーヒーに行ったらぜひ聞いてみたいと思った。


それにしても。いったい、ブルーボトルコーヒーとはどんなコーヒーなのか、歩きながら同行者と議論した。「名前だけかっこいいけどふつうのコーヒーなんじゃあないのー♪」「有難がられるのは最初のうちだけだよね!」といった具合だ。でもお互い、心のなかではブルーボトルコーヒーへの期待で胸をふくらませていたのは明らかだった。


しばらく歩いた。本当にこんなところにあるのだろうかーー。


なんて考えていたら唐突に、ブルーボトルコーヒーは現れた。


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なるほど。コーヒー界のAppleというのもよくわかる。


どこかAppleストアっぽい。


巨大な倉庫のような、体育館のような。とにかく想像していたようなコーヒー屋さんの店構えではなかった。これがサードウェーブコーヒーというやつなのだ。

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ロゴマークだけが浮かぶ正面。とてもオシャレ。



だが……。



どうやらまだオープンしていないらしい。

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ここでじっくりとブルーボトルコーヒーに関するたくさんの記事を読み直してみた。寒い中、かじかむ手でiPhoneを操作すると、2月6日オープンということがものの数秒でわかった。


なるほど。



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ブルーボトルコーヒーはまだオープンしていない。



また来よう。



店内はすごく広そうに見えるけど、実は8席しかないらしいから注意しような。







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「オープン日はちゃんとチェックしよう」
 


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