どういうことかというと……


本会議における自民党の三原じゅん子議員の様子が「ハマーン様」みたいだったらしい。

ハマーン様というのは簡単に言うと、ΖガンダムとガンダムΖΖのアニメに登場した敵の大ボスで、女性ながら高い指導力と政治力を有した政治家である一方、モビルスーツのパイロットとしても高い技量を持つ人物です。すごく強いわけですね。

で、三原じゅん子議員の国会答弁の動画がYouTubeにアップされていたのですが破壊力がやばい。参院本会議の岩城光英委員長解任決議で、民主党をフルボッコにしているところです。




さて、10分近くも動画を見ていられないという人のために、全文を書き起こしてみました。

堂々たる答弁ですので、ぜひご一読を。ついでに攻撃力の高い箇所を強調しておきました。

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私は自由民主党、公明党を代表して、ただいま議題となりました、議院運営委員会、岩城光英委員長に対する解任決議案について、反対の立場から討論させていただきます。

現下の我が国の情勢を見ますと、少子高齢化が急速に進み、経済活動や、社会の仕組みも、大きな変革が求められております。安倍政権が進めるアベノミクスによる、3本の矢によって、経済活動を活性化させ、日本経済を回復、拡大基調に乗せていく、重要な局面に来ています。

また、民主党政権の3年有余の間に失われた、我が国の大切なものを取り戻すため、国を挙げて取り組まねばなりません。国民は、そのことを重々承知しており、昨年の衆議院選挙、そして、夏の参議院選挙において、自民党、公明党に大きな期待を寄せ、衆参のねじれは解消したのであります。まっとうな政治、まっとうな政策を果敢に断行する、安倍内閣の真骨頂が、いかんなく発揮される環境が整ったのであります。

参議院選挙後のこの臨時国会は、アベノミクスの各般の政策、法案を取りまとめ、成立させ、実行につなげていく、極めて重要な国会であることは言をまちません。岩城委員長は、参議院での国会運営の要である議院運営委員会において、国民が期待と願いを込めて待ち望んでいる法案を、十分な時間をかけて、真剣に議論し、しかるべき時期に結論を出すべく、毎日毎日大変な努力を重ねてこられたのであります。

そのことは、野党の諸君も十分了解されており、 岩城委員長に対しては、感謝と尊敬の念を抱いておられるといって過言ではありません。今回、解任決議案を提出したのは、偏屈な民主党で、社会民主党と、みんなの党も加わってはいますが、他の会派の諸君は、民主党のこうした独りよがりの横暴な行為を、冷ややかな目で見ているのであります

民主党は、そのことを全く分かっておらず、周りからは、蔑みと、嘲笑を買っていることをこの際、強く認識すべきであります。全く呆れるばかりであります。民主党は、解任決議案の中で、野党の意見を封殺する一方的な議事運営を繰り返したと述べていますが、全く事実に反する、ためにする批判と言わざるを得ません。

委員長は、各会派の意見を十分すぎるほど聞きながら、円満な委員会運営を心がけ、この臨時国会の会期と、法案の重要性を鑑みながら、最終的には採決によって、委員会付託という手法で、法案審議を進めようとしたものであります。このことを理解していない、また、分かっていても、党利党略のみを優先して、岩城委員長を意図的に難詰するのは、さすが、国民からそっぽを向かれた民主党と言わざるを得ません。

衆議院選挙と参議院選挙で、民主党がどのような評価を国民から下されたのか、どうして国民から相手にされなくなったのか、全く理解せず、何の反省もしていません。こうした民主党のやり方に対しては、怒りを通り越して、情けなさと、悲哀を感じているのが民主党以外の政党と、有権者、国民なのであります。あらためて言います。民主党の皆さん、恥を知りなさい。

また、民主党は、解任決議案の理由の中で、社会保障制度改革プログラム法案の、本会議での趣旨説明、質疑を求めた際には、衆議院とのバランスを理由に、拒否する与党の言い分のみを採用し、本会議での趣旨説明を聴取しないまま、議院運営委員会での採決によって、法案を厚生労働委員会に付託した。これは、本院の存立を危うくする行為であり、更には、野党の質問する権利を封殺する暴挙であると言っています。

全く的外れな指摘であり、本院の存立を危うくしているのは、岩城委員長ではなく、あなた方、民主党の存在そのものであります。民主党は、独りよがりの質問権を振りかざし、3本もの法案に関し、1党だけで本会議質問を強行したのであります。本国会での重要広範議案といわれる法案は、5本であり、衆議院では、それに関して、本会議質問がなされ、参議院でも、登壇ものとすることが当然でありました。

しかし、その慣例を無視して、また、他の会派の意向や、要望を考慮もせず、民主党は、自らの党利党略のみで、3本も単独で質問したため、他の全会派が必要性を認める登壇ものの法案は、なくなってしまったのであります。岩城委員長は、残る会期と、法案の重要度合いを考慮し、苦渋の選択をされたのであります。

今回の行為を例えれば、民主党は、浅はかにも、衆目の元前で、自分の首を自分の手で締め付け、苦しみもがく演技をして、「岩城委員長が首を絞めている。助けてくれ」と、叫んでいるのであります。その滑稽さと、馬鹿さ加減に気がつかないところが、まさに民主党の民主党たるゆえんであります

岩城委員長は、その温厚な人柄であり、全議員に親しみと尊敬の念を持って知られる存在であります。委員長の職責は、一党一派に偏ることなく、中立公平な運営を行うことで、議会政治の本筋を守ることにあります。委員長は、その責任を十全に果たし、委員会運営を円満かつ平等に進められてきました。

岩城委員長に解任決議を突き付ける民主党の軽挙妄動は、我々がこれまでに、与野党の分け隔てない協力の下、地道に営々と築いてきた、議会運営の王道を破壊するものであります。まさに断腸の思いであります。


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民主党さん、かわいそう  つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ハマーン様と言われるのも頷けます。



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「バズるコンテンツ企画のための編集・ライティング講座で勉強してきた」

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