福島県商工会さんにご招待いただいて、1泊2日で福島県の会津下郷というところに行ってきました。下の記事の続きとなります。

福島の「会津下郷」、都心から近くて温泉・お蕎麦・紅葉ありで1泊旅行にぴったりだと思う : Blog @narumi


会津って遠いイメージあったんですが、会津下郷は東京から新白河まで東北新幹線で90分、レンタカーで30分の意外と近い観光地なのです。そしていろいろなスポットが密集していて、クルマでまわりやすい。

初日は前回記事のとおり、「道の駅しもごう」でソフトクリームを食べ、観音沼を散策して景色を眺め、お蕎麦をいただき、そば畑を眺め、金子牧場を訪問し、湯野上温泉に宿泊しました。


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そして翌朝、「福島のマチュピチュ」と呼ばれるかなり気になる観光スポットに連れて行ってもらいました。ここは民宿「まごころの宿 星乃井」に泊まると、宿の方がマイクロバスで早朝に案内してくれるのです。

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バスで坂道を10分ほど登った場所。雲のような霧のようなもやもやが朝日に照らされて、だんだんと幻想的な雰囲気になってきたのです。マチュピチュに行ったことないので比較できないのですが、まあーそのー、雰囲気はあるんじゃないかなと思います。何より朝の散歩は気持ちいい。

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帰りにちょっと寄った「夫婦岩」。後ろに見えていますね。

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左の高い方が男性、右が女性に見たてられています。そう言われると見えなくもない。それにしてもあの垂直に切り立った形はどのようにしてできたのでしょうか。高さ26メートル、相当でかくて迫力ありました。

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場所は湯野上温泉駅のすぐ近く。





そして宿で朝ごはんを済ませ、向かったのは有名な「塔のへつり」。ここは全国的にも知られたスポット。川にせり出す切り立った崖に、人が通れるくらいの「へこみ」があるんです。あの橋を渡った先にあります。

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あのえぐられた岩肌を歩けるんです。ずーっと続いている。

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歩きながら対岸を眺めるとこんな感じ。上に見える建物は売店とか休憩所。

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その売店ではなぜか無料のお味噌汁が振る舞われていますw

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きのこが入ったお味噌汁がめちゃくちゃ美味かった!このお味噌汁はぜひ飲んでいってください。

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こちらも塔のへつり駅というのがあって、そこから徒歩数分です。





続いて向かったのは「冷風体感施設」。なんか渋い名前ですが、要はそういうことでして、冷たい風を体感できる施設なのです。


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どういうことかっていうと、こんなちょっと仕切られたスペースがあるじゃないですか。この中に入ってみるんです。

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特に閉じられてもいない、なんともない空間ですよね。

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なのに、めちゃくちゃ寒いんです!



「この施設は、風穴の冷風を体験できます。建物内部に入り体感してみてください」って書いてあるんですけど、まるで意味がわからない。9月1日なのにとにかく寒いんです。閉じられた空間でもないのに……。たぶんこの穴が山の中までつながっていて、そこから冷気が出てるんだろうと思いますが…。

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でもほんとに真冬のように寒い。


これは実際行ってもらわないとわからないと思います。地味だけど行くと感動しますのでぜひ。場所はこちらを参照。

そしてこっちはかなり華やかな観光地である「大内宿」。聞いたことがある人も多いと思います。茅葺き屋根の家がたくさん残されている集落で、とても雰囲気のある場所なんです。

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いいですねえ。のんびりと歩けます。

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おみやげ屋さん、おそば屋さんも全部、茅葺き屋根。いい感じじゃないですか。

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道の両脇は用水路になっていて、かなり冷たい水が流れています。ここで冷やされてるラムネがすごく美味しかった。ビール飲みたかったけど、まだ日が高すぎるのやめといた。

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昔から茅葺き屋根に生えてる緑の植物が大好きでした。青空に映えます。

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茅葺きの家々の間をずんずんと進んでいくと一番奥にこんな階段が。みんな登っているのでついていきます。

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植物の量がかなり多い茅葺きな神社があったのでお参り。そして、ここから体を180度ひねって、登ってきた方を振り返ると……。

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いいなあ。なんか映画のセットのミニチュアみたい。江戸時代に戻ってきたような、不思議な感覚にひたれる景色でした。ここは登ったほうがいいですね。急な階段の横の方になだらかな坂もあったのでご安心を。

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そして大内宿といえば、これ。「ねぎそば」です。冷たいおろしそばに、大きなねぎが丸々一本。そしてお箸がありません。

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このねぎをお箸の代わりにして食べろってことなんですよ。

まじで。冗談じゃなくて。

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で、すごい食べにくいんですが、おそばをなんとか口の中に入れつつ、ねぎもそのままバリって噛む。これが薬味の代わりにもなるんですが、すっげー美味い。癖になる味と歯ごたえです。ねぎを噛みながら食べるおそばがこんなに美味しいとは思いませんでした。まあ食べづらいんですけどね。

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そしてこちらも名物の「とち餅」。香ばしいとちの実を使ったお餅で、きなこにもあんこにも合います。どちらも一瞬でたいらげた。炭水化物食べ過ぎてるけど止まらない。

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場所はこのへん。ここはやっぱり会津下郷のなかでも一番の人気スポットでしょうね。雪景色もまた荘厳な雰囲気だそうで、冬もおすすめらしい。


大きな地図で見る


そして16時くらいの新幹線で東京へ。1泊2日の会津下郷はかなり盛りだくさんでした。あと1ヶ月もすれば紅葉が観れるので、紅葉・温泉・おそば・そば畑・牧場・塔のへつり・冷風体感・大内宿・ねぎそば、みたいな感じでやること多すぎになります。


18時前には東京に到着して、上野でさくっとハムカツ&ビール(@カドクラ)。さくっと往来できちゃうので、会津下郷はほんと手軽な観光スポットとしておすすめですよ。


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前回の記事にも書きましたが、ここでもう1度繰り返しておきましょう。この記事を読んだ方が気にされるのはひょっとすると、「これは広告記事じゃないのか?」「ステルスマーケティングなんじゃないのか?」「PR表記をすべきじゃないのか?」というところだったりするかもしれません。考えすぎかもしれませんが、こういうことは初めに書いておきましょう。

旅行中、僕は自分で一切お金を使っていません。往復の新幹線、移動のクルマ、各所での食事、宿泊施設。すべて主催者側から出ております。その上で、記事内容はご自由にどうぞ、と言っていただいているので、100%自由に書きます。

ご存知の方も多いと思いますが、このような取材を目的とした招待ツアーというのは商業メディアでもよくあります。取材先企業に招待され、交通費・宿泊費・食費・その他すべて先方持ちで海外などの発表会に行き、取材記事を書くというものです。もちろん記事はメディア側の裁量で自由に書かれますので、通常のニュースとして公開されます。記事の編集権はメディア側が握っている、というのがとても大事なところです。

そうしたさまざまな慣例に基いて、この記事も【PR】表記はなしでいきます。取材の経費は負担していただいものの、ブログの記事内容はあくまで独立した編集権の元にあるということです。ちょっと大袈裟でしょうか。このブログでは初めてのことですし、なかなか理解されづらいところだと思いますので、福島県商工会さんにご迷惑をおかけしないためにも長めに説明しました。

 
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再び、トロたく巻きについて