先日、藤永真至さんが主催する勉強会「IT事業創造道場」にご招待いただき、飛び入り参加してきました。藤永さんはスマホ向けサービスをリリースしまくっている「Eagle」という会社の代表で、モバイル関連ビジネスに関しては相当精通した人物。そしてめちゃくちゃ面白い人です。
【新規事業/起業】IT道場3期生(8週連続×3時間) on everevo
この勉強会は“事業をおこせる人”を育てるためのもの。いろいろな会社に所属している人、あるいはすでに独立している人など十数人が集まって、自らの事業プランを作り、皆の前で発表し、フィードバックしあうというまさに「道場」っぽい感じの熱い集まりでした。
エンジニアよりもさらに希少でコモディティ化することがない人材は「事業をおこせる人」です。以前は、経営者か彼らに抜擢された数少ない人にその機会が与えらえると信じられてきましたが、いまは紙切れひとつ書ければ誰でもチャンスがあります。たかがアイデア、されどアイデア。
2ヶ月を通して各受講者が一つの「事業計画書」をつくり「プレゼン」できるようになることがゴールです。
要は、自分で考えたアイデアをしっかりと練り、事業計画にまで育て上げ、きっちりとプレゼンするところまでを2カ月かけて学んでいくというもの。誰しも「こんなアイデアいけるんじゃないかなー」なんてぼんやり考えることはあると思いますが、それをしっかりと形にするには一体どうすればいいか、そういうのを実地で体験できる機会というのはすごく貴重なものなんだなと思いました。
僕が参加したのは第1期の実践講座#3「プロとアマの中間市場」の回でした。ピクシブやニコニコ動画など、アマチュアでもプロと互角に勝負しマネタイズできる場がインターネットにはあります。そこで各分野においてどんなサービスが存在しているのか、代表的なサービスをみていくという講義のほか、今後はどんなサービスが可能性としてあり得るか、参加者同士の発表とフィードバック大会が行われました。
冒頭でお話する藤永さん。かなり昔からの知り合いなのですが、この業界長いだけにぶっちゃけ話が超面白い。
このように自分が考えたアプリやサービスのアイデア、事業プランをプレゼンにまとめ、発表していきます。お見せできませんが、こんなのあったらいいな〜っていうのがけっこうありました。
ご覧の通り、まっとうな2軸マップです。この方は新しいメディア関連ビジネスのプランを披露していまして、そのアイデアはかなり刺激的でした。
聞く側もすごく真剣で、本気のフィードバックが入ります。「ここはこうした方がいい」「海外にすでにこんなサービスがある」「この部分が課題なのでは?」と厳しい指摘もガンガン飛び交います。
このやりあいはまさに「道場」という感じ。日々、いろいろなアイデアを夢想するけどそのままにしちゃってる人、誰かに自分のひらめきをぶつけたい人、いつか起業したいと考えている人にはぴったりな集まりだと思います。参加者がみな熱い人ばっかりです。
プレゼンスキルを学びたい、最近のスマホ界隈のトレンドを押さえておきたいっていう人にもいいんじゃないかと思います。藤永さんの人脈を活かした豪華ゲストの登場もたびたびあります。
現在は第3期生を募集中です。
【新規事業/起業】IT道場3期生(8週連続×3時間) on everevo
この道場の面白いところは回が進むにつれて参加費が上がっていくところ。第1期生よりも第2期生、第2期生よりも第3期生と参加費が徐々に高くなっていきます。いち早く挑もうというチャレンジャーほどお得になるというあたりも藤永さんらしいところ。
ちなみにオンラインでも活発にディスカッションがなされており、非公開の「IT道場の裏部屋」には第1期生からすべての参加者が集っています。こちらは流行りのオンラインサロンのような形式なので、リアルとオンライン双方で楽しめます。
藤永さんのブログはこちら。
雲の上に音符あり。
過去に主宰されていた「平日夜の粋な勉強会」、通称“いきべん”は知る人ぞ知る会合なのでした。
平日夜の粋な勉強会