これがゲーム会社が作ったニュースアプリか…!


ニュースの中身はともかく、ユーザーとの接点である“ニュースアプリ”はもはや媒体社が作る時代ではないのかもしれない。それよりも技術とデザイン、そしてアイデアを持った事業者が自由に作ったものが受け入れられそうだ。

DeNAが作ったニュースアプリ「ハッカドール」はすごい。ちょっと前にティザーサイトが公開されていたけど、ついにアプリがダウンロード可能となった。


ハッカドール :君にシンクロするニュースアプリ 〜アニメ・ゲーム・マンガ〜


主にアニメ・ゲーム・マンガに関するニュースを収集し、ユーザーごとにカスタマイズして見せるアプリ。カテゴリは特化しているが、“君にシンクロするニュースアプリ”という謳い文句などは初期のGunosyのようだ。UIも似ている。

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面白いのはよりゲーム性を持たせているところで、毎日25件配信されてくるニュースのうち、5件を読むとスペシャルイラストがもらえるとか、どんなニュースを好んでいるか“自分の成分表示”が見られるところなどは非常にユニーク。

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また3人の女性キャラクターを前面に出して、アニメ仕立てのアプリ紹介を行ったり、初回起動時のインストラクションをやったりするところは既存のニュースアプリにはない取り組みだ。




記事を読んだらハッカドールのキャラが「わたし、いい記事見つけてきました?」って聞いてくる。もし役に立った記事だったら、“捗る”ボタンを押す。そうするとさらにパーソナライゼーションが洗練されるという。人格を与えたところがニクイ。

一覧から記事タイトルを選ぶと、記事冒頭とシェアボタンが表示された中間ページに飛ぶ。この画面でも記事への反応や関連記事などは読めるが本文はさらにワンクリック必要だ。このあたりはちょっとしたもたつきを感じるかもしれない。

左が中間ページ、右が媒体社の記事ページへ飛んだ画面。

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ニュースアプリのライバルは何だろう…と考えると、それは新聞でも雑誌でも、ましてや他のニュースアプリでもなくて、「スマホで楽しめるいろいろなこと」じゃないかと思う。だからニュースアプリもちょっとは楽しくないといけない。


高名な科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いなく正しい。しかし不可能といった場合、その主張はまず間違っている。

過度に発達した情報化社会において、人間は情報の海に溺れ、必要な情報に逆に辿りつけない不自由に陥っていた。

この問題の解決は不可能とされたまま放置されていたが、ある若い科学者がその不可能に挑戦し、小さなナビゲータープログラムを作り上げた。

それがハッカドール。
高度に発達した科学は、魔法と見分けが付かない。
 

ハッカドール :君にシンクロするニュースアプリ 〜アニメ・ゲーム・マンガ〜

一応、こんなストーリーもあるらしい。

ハッカドールは少なくとも楽しそうな感じはする。さすがゲーム会社が作ったニュースアプリ。ゲーム的な要素が加わったことで楽しくニュースと接触できそう。


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