Hagexさんの印象といえば、「舌鋒鋭く、優しい人」。

何かやらかしてしまったときは厳しく叱ってくれるし、相談ごとにはすごく親身になってくれる。出版社を経てIT企業のオウンドメディアに携わっていたHagexさんは編集者という職業の先輩でもあった。ブログも14年続けていて、情報発信でも見習うところばかりだった。

以前、ラジオにゲスト出演してくれたときは、事前に「こんなことを話すのはどうですか?」「なにか準備しておくことありますか?」と気遣ってくれた。SNSをやっていないから連絡はいつもメール。必ず「お世話になっております。Hagexです」から始まるメッセージを何度も交わした。

ラジオ収録後、一緒にお酒を飲んでお互いけっこう酔っ払った。それでも翌朝きていたのは、「お世話になっております。Hagexです」という、いつもの丁寧な文面のメールだった。


最近のネット炎上については、「みんなピリピリぴりぴりして叩いている」と危惧していた。正義のためを騙り、とことんまで叩きにいく人が増えているのではないかと。

「日本の経済は、これからの未来が明るくない、閉塞感がある。その暗さがネットに反映されて、ネット炎上にあそび、余裕がなくなっている」と語っていた。

日本人は実質的に豊かになっていない。アジアの台頭、少子化、長期スパンで未来に希望が持てない。現実の鬱屈がネットに浮かび上がってきている。Hagexさんはそう見ていた。「今後はもっともっとひどくなる」とも。


はあちゅうさんのことをずっとウォッチしていたけど、一方で実は誰よりも心配していたようにも思う。


「はあちゅうさんは人がいいから、いろんな火種を放っておけなくて、結果的に自分まで燃えてしまうところがある」と話していた。

じゃあ、応援してあげたらいいんじゃないですか?と聞いたら、「普通のファンとは違ったアプローチも必要」というようなことをHagexさんは言っていた。


2月にお会いしたときには、「今年はいろんな人に会いに行く1年にしようと思う」と話していた。いろんな人を紹介したかったし、僕もまた一緒に焼酎を飲みたかった。


いまはHagexさんの音声を聞き返している。

270 ゲストは有名ネットウォッチャーHagexさん、その意外な素顔

優しい人、以外に形容する言葉がない。