先日、新入社員の人とランチに行ったんです。社食に。

そこはグラムビュッフェというやつで、取った料理の重さで値段が決まる。1グラムあたり2円なので300グラム取れば600円、400グラム取れば800円となる。

サラダコーナーには数種類のサラダが常備されている。野菜は体にいいし、軽いし最高。

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野菜は買うと高いが、グラム単位だとお得感がある。めちゃくちゃ野菜を食べるようになった。社食のおかげで痩せた。


そしてメインのコーナー。必ず肉と魚の2種類のメイン料理があり、ご飯もの、スープものも揃う。

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メインは魚料理を選ぶようにしている。脂が少なくタンパク質が豊富だし、夜の会食は肉になることが多いからだ。

こんな料理が日替わりで用意されてる環境は幸せという他ない(絶賛採用中です)。

僕はだいたい300〜350グラム取るので、ランチ代は600円〜700円くらいの間におさまる。


で、本題だ。

毎日、この社食には「こんな感じで盛り付けるといいですよ」という見本が飾られている。

例えば昨日はこう。

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これで331グラム。662円だ。


しかし、ちょっと待ってほしい。この盛り付けには不自然な点がある。

よく見てください。

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なんでムール貝の殻まで入ってるんだ?


貝殻は明らかに余計な重さだ。

このグラムビュッフェを利用する上でのKPI(key performance indicator)は重さと美味しさと栄養価である。

つまり、美味しくて栄養価の高い食材を、いかに軽く調達するかが問われている。そこにムール貝の殻を入れるのは納得できない。

この料理は「魚介のアクアパッツァ みょうがのアクセント」というもの。美味そうだ。

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こういうときは貝の中身だけ取るのが正解


冒頭に出てきた新入社員の話に戻る。

彼女の食べ終わったランチボックスを見て、とても悲しくなった。

わかるだろうか? 完全に愚者のランチである。

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ムール貝の殻まで取っている。中身を食べ終わった後は捨てるだけの殻にまでお金を払っていることになる。

もちろんその場で厳しく叱責した。何年この仕事をやってるんだ、と。

貝殻系の料理は当然のこと、今後は味が染みた大根や根菜類にも注意することを告げた。


LODGEのグラムビュッフェを利用する上で、最も大事な教訓。

「殻は取るな」


--次回予告 follow us in feedly
「しじみ汁すら、貝殻は入れない。 それが #俺のダンディズム」
 


この話題はポッドキャストでも深掘りしていくよ。

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