都内にある会員制の馬肉レストラン「ローストホース」に久々に行ってきた。

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2017年ももうすぐ終わりそうなのに気づけば今年初訪問。やっぱり素晴らしくて、来年はもっと通わなければと心に誓った。相変わらず入り口がわかりにくくて迷った。

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つきだしで出てきたのはさといものスープ。温かいものをちょっと飲むと胃が活性化されて一気に食欲が湧いてくる(個人の感想です)。ローストホースでは最初に出てくる汁物が実はとても楽しみだ。

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そしていきなり肉の寿司。この三角バラは馬肉においては最も高級な部位だという。ローストホースでしか食べられないのではないか。シャリはなんと、ふつうの酢ではなく、6年熟成のバルサミコ酢。

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お肉はねっとりの濃厚で、しかもシャリがものすごくまろやか。完璧な一体感のあるお寿司だった。これはめちゃくちゃ美味い。

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自家製で漬けたいくらを、シャトーブリアンのおろし和えに。なんということ……。自家製だけあっていくらがすっごいぷちぷち。シャトーブリアンと一緒に食べるとかバチが当たるレベルのうまさ。

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白いのは大動脈、赤いのはシャトーブリアン。こりこりでめっちゃ美味い。ローストホースの仕入力あってこその逸品らしい。

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立て続けにやばいものが出てくる。ちなみにスパークリングとかワインとか飲み放題。最初は白ワインいただくのがいいと思う。

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この刺盛り的なのは前にも見たやつ。でも少しラインナップが変わっている。

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一瞬で溶けるオビ。融点があまりに低すぎるため常に冷凍保存しているという超上質の生肉。常温では自分の形を維持できないくらいなので、口に入れた途端、旨味だけを残して消えていきます。

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背中のロースには千枚漬けを載せている。

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大葉の上にあるのがカイノミ。赤身と脂身のバランスが取れた高級部位。ねっとりと絡みつくような食感でありながら、あっさりとした旨味を感じる上品な部位です。

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こちらのオビはカシューナッツを使ったごま塩で。肉の甘味が引き出される。

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右のブロック状のものはレバー。これがめちゃくちゃにやばいレバーだった。

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もうぷるんぷるんで新鮮そのもの。きっちり角が立つ最高のレバー。

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食べてみるとフルーツのようなシャクシャクという歯ごたえ。なんというかグレープフルーツのような感じで、でも味わいはめっちゃ濃厚で…。こんなレバーは食べたことがない。みんなため息が漏れてた。

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この黄色い何かは、白子と馬肉のユッケ。

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エスプーマ状の卵をかきわけると、なかから馬肉が出てくる。

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そしてぷるんぷるんの白子も…! 一瞬で痛風になってしまっても後悔はしない美味さ。このあたりから赤ワインに移行しています。

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馬の脊髄とリードヴォーのグラタン。馬は脊髄まで食べられるらしい。ちなみにリードヴォーは仔牛の脾臓。焼肉屋ではシビレとして出てくることが多いやつ。コリコリとした食感だけど味わい深くで大好きな部位。

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こんなに盛りだくさんなのに、まだ馬肉のローストは出てきてないし、コースもまだ中盤。

たてがみの軍艦。これも希少部位。脂身と混同されがちだが、ちゃんとしたたてがみはなかなかお目にかかれないらしい。皇室御用達の海苔で巻いてある。この寿司ほんとやばいわ…。

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ようやくローストした野菜に。本しめじ、れんこん、大根。どれもじっくり火を通してあるのでものすごい水分。もはやドリンクじゃないのって思えるくらいの溢れる水分。

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めちゃくちゃジューシーな本しめじ。最高。旨味がすごい。

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そして馬肉のロースト。これはひもという部位。あばらとあばらの間にあるスペアリブのようなもの。

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すりたての本わさびでいただく。

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うめええええええええ!

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どんどん出てくる。脂肪の下のほうにあるちょうちんのロースト。これもわさびで。

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すばらしい。

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肉のボリュームがすごい。とにかく無心でわさびをすりおろし、肉を食べる。美味い肉を死ぬほど食べたいなら、もうこの店しかない。

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締めはカレーうどん!ローストホースでカレーうどんが食べられるなんて!

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スネ肉、別名千本筋をじっくり炊いたやつ。とろっとろになっている。

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もちろん麺は讃岐うどんを取り寄せたやつで隙きなし。最高の締め。

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デザートは窯焼き芋。千葉のミルクスイートという品種らしい。

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大胆に載せたバニラアイスを溶かしながら食べるやばいデザートだ。

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コースはここまで。斬新かつめっちゃ美味い創作馬肉料理を堪能して、ワインやら日本酒やら飲み放題で、価格はお高いんでしょう?と思いがちだが、この内容なら全然リーズナブル。


最後にお土産も。ごはんのおともになるしぐれ煮としらす山椒。2個ともお持ち帰りで買ってしまった。

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友だちを集めて個室でゆっくり馬肉のコース。これ以上の幸せはないですね。

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都内で肉を食べるなら、ローストホースが最強。文句なしに素晴らしい。

だいじょうぶ、会員はあなたのそばにもきっといる!



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「もっと食いもんについて書け!という声が多いので来年はがんばります」
 

この話題はポッドキャストでも深掘りしていくよ。

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