冬の旅行に都内の離島はいかがでしょうか。
東京都って実はたくさん島があって、特に伊豆大島は観光地としてとても優れてる。都心からすぐ近くなのに、火山に砂漠にきれいな海、自然も多いし、温泉もあって、ご飯も美味しい。全部レンタカーですぐにまわれる。
12月、1月、2月にこんなに気軽にリゾート気分を味わえる場所もそんなにないんじゃないかと思います。
東京都って実はたくさん島があって、特に伊豆大島は観光地としてとても優れてる。都心からすぐ近くなのに、火山に砂漠にきれいな海、自然も多いし、温泉もあって、ご飯も美味しい。全部レンタカーですぐにまわれる。
12月、1月、2月にこんなに気軽にリゾート気分を味わえる場所もそんなにないんじゃないかと思います。

沖縄行きたい、ハワイ行きたいっていう人は、近所の島も比較対象に入れてみてはどうでしょ。
今回は東京都の観光PR事業にご協力する形で、年末に東京の大島に行ってきました。僕のようなブロガーが東京の島旅や山旅のいいところを紹介する「tokyo reporter 島旅&山旅」という企画の一環です。
では始めます。
0日目
東京から大島がどれだけ近いかというと、調布空港から飛行機で45分、竹芝桟橋から高速ジェット船で90分くらいです。早すぎる。もうちょっと情緒ある旅にしたいなと思ってしまうくらい近い。なので、あえて夜に出航して翌朝早くに島に着くというのんびり大型客船の旅を選びました。場所はジェット船と同じく、竹芝桟橋。JR浜松町駅から歩いて5分くらい、ゆりかもめの竹芝駅からは目の前です。

夜21時くらいにターミナルに到着。けっこうたくさんの人が船を待っていました。

しかしなんと島のほうは天気が大荒れとのこと。低気圧が迫ってきているようです。すでに利島、式根島、新島、神津島などは欠航が決定。大島はなんとか行けるかなという状況でした。

こちらが乗船する「さるびあ丸」。かなり大きな船。これなら悪天候でもそんなに揺れないかも。

中はこんな感じ。夏はビアガーデンや船上パーティーなどに使われるらしい。とても広くてきれいな船内でした。

洋室1人部屋の「特等」という客室を予約していたのですが、フロアはまるでホテル。ふつうにビジネスホテルに来たような感じです。

船旅でこれはかなり豪華。とはいえ片道1万470円なので飛行機に比べたらだいぶ安上がり。時間に余裕のある方は大型船の特等という選択をおすすめしたい。

バルコニーもついていて、イスに座りながら、ビールを飲んで東京湾の夜景を見ることもできますよ。

すごく良い。

ちなみに船内のビール自販機はそこそこ良心的な価格。コンビニで買い込まなきゃと思うほどの価格差ではありませんね。

すごく魅力的な自販機。「チャーシューおにぎり&からあげ」はいったいどんなものなんだ。

うろうろしてたら船が出航していた。デッキで外を眺めるもよし。

でもレストランのラストオーダーが迫っているので、寄ってみます。メニューは意外と多いです。

けっこうオシャレな店内に驚いた。でも時間も時間なのでそれほど人はいない。缶ビール片手にデッキでおしゃべりしている人のほうが多いです。

とりあえずビールをいただきます。

海の上で食べるタコの唐揚げはなんでこんなに美味しいんだろう。

部屋に戻ってベイブリッジを見ていると急激に眠くなってきたので、さっさと寝ることにします。翌朝は早く、6時には大島の港に着きます。

1日目
たぶんそれなりに揺れたんだろうけど、爆睡していてまったく気づかず。テーブルの上に置いたお茶が床に落ちるくらいの揺れだったようです。
それより困ったのが、大島が超暴風雨だったこと。写真ではわからないかもしれませんが、横殴りの雨がすごい。完全に台風。

船を降りるときに傘をいただけました。本当にありがたい。

油断するとビニール傘が破壊されるレベル。なんとか待合室の建物へ避難。そこで手配してあったレンタカー会社の人と落ち合います。クルマなかったら大変なことになってたなあ。

地元の「伊豆大島レンタカー」の方々はとても優しい。島の道路を走る際の注意点や土日に空いてるガソリンスタンドの場所などを丁寧にレクチャーしてくれました。しかも目的地を伝えたら、悪天候だし、迷いやすいからと途中まで誘導もしてくれるという親切さ。ありがとうございました。
そんな感じで港から15分ほど走って、三原山の頂上付近へ。たどり着いたのは「大島温泉ホテル」です。

ここは大型船が朝に到着する日に限って、「早朝温泉&朝食休憩」のプランを提供しているのです。優雅な露天風呂で船旅の疲れを癒やして、朝ご飯をいただいて、あわよくば休憩室で二度寝するという最高のプランで2000円! 要予約なので事前に確認を。
ホテルのロビー。朝早いからか、天候のせいか、ほとんど人がいない。お風呂も貸し切り状態でした。

しかし台風のなか入る露天風呂はやばい。温泉で体は温まってるのに、顔だけ横殴りの大雨でびっしょびしょ。それどころか雨粒が痛いくらい。こんな落ち着かない露天風呂は初めてでした。
本来はこんな素晴らしい景色なんですが、この日は数メートル先も見えない状態。

大島温泉ホテルのサイトより。

大島温泉ホテルのサイトより。
まあシャワーを浴びながら温泉に入ったと思えばいいか。朝ご飯は和食メインのビュッフェ形式。こういうのテンション上がりますね。

魚が美味しそうだった。

大根おろしとしらす!

卵は現地の農園のこだわり。

野菜も島で採れたものらしい。ホテルの朝ご飯っていいなあ。

干物も超うまかった!

外を見ると、だんだんと晴れてきた。雲がものすごいスピードで流れていく。もうすぐ台風一過になるのかな。

ここが休憩室。リラックスできます。

Wi-Fi完備なのでPCを広げていろいろ調べ物をしました。そして数時間寝ました。

起きたらすっかり晴れていましたので、そろそろ次の目的地へ。朝ごはんの次といえば、お昼ごはんです。この旅は基本的にそれだけです。お昼ごはんの次にはおやつ、そして夜ごはんが待っていますのでお楽しみに。
ここは波浮港という島の西側にある港町。

山の上から見下ろす港。いい景色。

ちなみに風がめちゃくちゃ強い。こういうおっさんが1人で寂しくレポートしていることを思い出していただけるように、たまに自撮りを出していきます。

港まで降りてきた。さっきの写真はあの山の上から撮りました。

さて、港から歩くとすぐにお目当ての店が見えてきます。

港鮨というお寿司屋さん。この日はやはり天候のせいか人はまばらでしたが、普段は予約して行ったほうがいいでしょう。前回来たときはほぼ満席でした。

お昼のメニューはこんな感じ。地元の魚がいただける地魚にぎりや、大島名物のべっこうにぎりなどがおすすめ。でもあらかじめ看板メニューを予約しておきました。

伊勢海老天丼です。付属のみそ汁がまたすごい。

こんなに太い海老の天ぷらは見たことがない。これ500mlのペットボトルくらいあるんじゃないか。

みそ汁がなんかおもしろいことになっています。豪華すぎ。

箸で持つと重いですからね。手がぷるぷるしながらいただきました。

伊勢海老すげえ。ぶりっぶりの歯ごたえに、海老の甘さ。衣はさくさく。これは美味い。

とにかく海老の身が太すぎる。ふつうの海老5本分くらいある。

そしてみそ汁がまた伊勢海老のミソやら何やらが完全に染み出していてやばい。圧倒的な旨味!

裏返すとぎっちり詰まってます。これをほじくって食べたり、ミソの部分が溶け出してさらに濃厚な味わいになったりと、ある種、究極のみそ汁ですね。

ちゃんと島の名物、明日葉の天ぷらも入っています。ぱりっぱりに揚がっていて、ほのかな苦味が心地よい。

天丼を食べているとき、海老の尻尾はどこに置いておけばいいのかとたまに悩みますが、伊勢海老の場合はこれですからね。存在感よ。

という港鮨さんでした。おすすめランチスポットです。なお、伊勢海老の天丼は要事前予約です。

週末は混み合いますので席も予約しておくのが無難でしょう。
さて、お昼ごはんが終わったら、次はカフェでまったりです。港から再び山の上のほうにクルマで5分ほど。こんなすてきなカフェがありました。その名も「島京 梵天」。

繰り返しますが、悪天候のせいでしょうね。誰もいない。

店員さんもいないけど、虎はいた。

アクセサリーなどの雑貨も販売しています。

懐かしい駄菓子も。きっとここは子どもたちの溜まり場でもあるんだろうなぁ。

内装がすごくおしゃれな雰囲気。

ここ、梵天はたい焼き屋さんです。「明日葉冷やしたい焼き」なんていう変わり種もありますが、ふつうにつぶあんをオーダー。そしてドリンクは大島牛乳にしてみます。

いやー落ち着きます。島に来ているとは思えない感覚。都心にあるちょっと渋いカフェに来ているような気分。

で、たい焼きがすごいんです。1個だけ頼んだのに、羽がでかすぎる。のべ2.5個分くらいありますね。

あつあつのホットミルクと一緒に。たい焼きにホットミルクって最高ですよね。

この皮だけの部分がめっちゃ美味い。

なんというかパンケーキみたいにふかふか。これはたい焼きも相当期待できます。

あんこがたっぷりでやっぱりおいしい。これで150円は安すぎるなー。

さっきからなんか視線を感じるんですよね。



規格外の羽つきたい焼きと濃厚なホットミルクでたったの350円。猫とも目が合ってこのお値段はうれしい。近所にあったら通っちゃいますね。
ここらへんで観光スポットをいくつか回ります。まずは波浮港から、島の中心部である元町方面にクルマで20分くらいのところにある筆島。

これは島のすぐ近くにある小さな岩のこと。水面にちょろっと出た部分がまるで筆の先っぽのようだから…ということですよね。

これです。うん、筆っぽいかも。

さらに元町方面に進むと今度は「千波地層断面」が見えてきます。これは島一周道路の横にあるので、突然現れる。通称「バームクーヘン」です。

こんな大きな断層を間近で見るのは初めて。駐車場が近くにある観光スポットです。

数百メートルにわたって巨大な断層が続きます。写真ではなかなか伝えられない圧巻の光景。

そんなこんなで元町についたら、大島観光協会の建物に入りましょう。ここに置いてある「宿泊割引券申請書」に記入すると、1泊につき3000円が補助されます。1回の旅行につき2泊まで、現地の宿泊施設で支払いをする場合が対象です。これは申し込まないと損ですね。

発行してもらった割引チケットをもって、宿泊先である「ブランブルー和」にチェックイン。元町からクルマで10分くらいのところにあります。

泊まったのは離れにあるお部屋。天候のせいでしょうね、この日は貸し切り状態だったそうです。

清潔で広々とした和室。

洗面所も広いです。冷蔵庫もあります。

部屋の前にはバーベキューの道具も。ぼくはこれから1人で宿泊しますが、夏は大学生なんかがサークルなんかで来て、バーベキューなんかしちゃったりしてね。

宿の方に「夜ご飯はどうするの?」と聞かれたので、「Mashioというレストランを予約しています」と伝えたら、「山の上のほうにあるし、道が複雑だから」と、なんとクルマで送っていただけました。ありがとうございます。
これが思いのほか山奥にあったレストラン「Mashio」。ホテルも備えた隠れ家オーベルジュです。

でかい扉を開けて入ろうとしたら……鍵がかかってたので開けてもらった。

なんだかおしゃれ。こんな悪天候の日に予約したもんだから、僕1人のためにお店を開けてくれたようなもので、ちょっと申し訳ない。

料理は基本的にコースのみ。この日は地元の魚と野菜をふんだんに使ったイタリアンでした。それが素晴らしいのなんのって。
まずは前菜と食前酒。手前に見えるコーヒーみたいなものはなんと茶碗蒸し。しかもフォアグラとカリフラワーの茶碗蒸しに、トリュフのソースがかかったもの。

完全に初めて食べる味。すっげー美味い。フォアグラが濃厚なんだけど、カリフラワーのさっぱり感もあって、でもソースはトリュフで、なのにすべてが完璧にまとまっていて絶妙。

右から明日葉のケークサレ、きのこのマリネ、めっかり。めっかりは大島名物の貝です。楊枝でくるくるっといただきます。おいしかった。

仔牛のツナソースに、左はくさやとポテトのパテ 。

くさやのパテがめっちゃ濃い。臭みも味もすごい。これは日本酒合いそうだ……。

でもイタリアンということで、白ワインに。

続いて、島でとれた青鯛のカルパッチョ。なんて華やかなんでしょうか。

青鯛というのは初めてかも。ぷりっぷりで美味しい。ソースもさっぱりでワインにぴったりでした。大島は本当に魚がうまいです。

そしてメインはなんと、この日2匹目となる伊勢海老。

島でとれた伊勢海老と金目鯛のブイヤベースです。豪華すぎる!

この金目鯛がめちゃくちゃうまい〜。

そして、このアーリオソースがやばい代物。とんでもない破壊力。一気飲みしたくなるのをこらえて、ちゃんとスプーンで。もちろんパンにもつけていただいた。

昼は天ぷら、夜はブイヤベースでいただく伊勢海老。肉厚で間違いのない美味さ。

手づかみでがしがし食べちゃってくださいと、お店の人からアドバイスいただいので、遠慮なくむしゃぶりついた。はぁ〜満足。

デザートはチョコレートムースとガトーショコラ。そしてもちろん島でとれたフルーツを添えて。素晴らしいコースでした。

食後のコーヒーを飲む姿をどうぞ。1人でフルコースいただいたのは初めて。しかも店内にも1人だけという不思議な状況。Mashioさん、ありがとうございました。

タクシーを呼んでもらって宿に戻りました。
2日目
そして熟睡して、起きたらまたご馳走。窓辺の席で和な朝ごはんです。

こういうの最高ですよね。ほとんどが島でとれた食材を使っているそうです。島ではとれないお米も、京都・丹波産とこだわっています。ついついおかわりしてしまいました。「ブランブルー和さんのご飯は美味しい!」とレビューサイトでも高評価ですね。

揚げ出し豆腐!

おでん〜! とてもやさしい朝ごはんでした。

そしたらさっそく観光へ。この日はまず三原山の山頂までクルマで行っちゃいます。

駐車場からの見晴らしがいいですよ。

元町港と海が眼下に広がり、海の向うに見える陸地は熱海とか伊東あたり。こんなに近いんですね。高速ジェット船で30分くらいだそうです。

駐車場をぶらぶら歩いて、右手におみやげ屋。

で、ちょっと左に曲がると……。

いきなりこんな光景が広がる唐突さ。火山すごいね。これが東京なのか……。

左手のアスファルトに舗装された道を進むのが、火山口まで最短で行けるコース。

でもこっちから行ってみましょう。

「表砂漠ルート」。大島は日本で唯一、本物の砂漠がある場所らしいです。

ルートと言うけど、ほとんど道がない。

突然、目の前が開けて砂漠っぽい雰囲気に。カメラが傾いてるんじゃなくて、右手に砂の山があるのです。

砂のなかを進むと、水が!

昨日の大雨でできた巨大な水たまりでしょうか。これを越えて前方の山を登ると火山口です。でもここらで引き返しますね。ここまで30分ほど。ちょうどいい散歩コースでした。

なぜ引き返すのかというと、ランチの予約時間が迫っていたからです。元町港からクルマで5分くらいのところにある魚のお店「雑魚や紀洋丸」です。

地元の居酒屋さんという雰囲気の店内。けっこう混み合っていましたよ。

注文したのは「海の玉手箱」というランチセット。海鮮丼に、たたきあげ2品、マリネ、サラダ、お新香、みそ汁がついています。

この海鮮丼がすごい。

しっかりとべっこうも入っていて、島のお魚が一気に堪能できるようになっています。

美味い!

たたきあげは大島の名物。魚のすり身をさつま揚げ風にしたもの。イカと明日葉が入ったやつがうまかった〜。

夜も居酒屋としてきっと満足できそうな感じ。
さて、次の観光は「椿花ガーデン」。実は大島でここが一番楽しかった。かわいい動物と触れあえるのです。

一応、椿も咲いています。

でかいなあ、椿。

入場するときに、手渡されたこの1粒の種。これがあるとすごく楽しめるんです。

ここです。

リスがいる! あのリスにえさをあげてみましょう。

すごく人懐っこくてかわいい。ケージに近寄ったら、向こうからも集まってくる。

動画だとこんな感じ。たのしい。
ふと足元を見ると、同じような種やらドングリやらがたくさん落ちているので、もっとあげてみる。

身を乗り出しすぎているリスwww

いい食べっぷり。
あ、椿もきれいです。

続いて「うさぎの森」にやってきました。35歳、男性、1人客です。

すごい数のうさぎ!

えさが無人販売されているので、100円払って1皿買ってみます。なお、抱っこは禁止だそうです。

えさを持ったことに感づき、早くも近くをうろうろし始めるうさぎたち。

足にまとわりついてきます。

こらこらやめなさい。かわいい。

えさにがっつくうさぎをスローモーションでどうぞ。
そんな感じで椿ガーデンはリスとうさぎとの戯れが最高に楽しかった。ぜひ行ってみてほしいスポットです。
続いてやってきたのは小さな牧場。

その横には「ぶらっとハウス」という建物があります。ここでは島でとれた野菜などが売られてる。

なかでもおすすめなのがアイスクリーム。大島牛乳をベースにしたオリジナルなのは「アイスクリーム」のほうなので注意。ソフトクリームも美味しいとのことですが、大島牛乳を味わうならアイスです。

牧場のアイスってなんでこんなに美味いんだろう。本当に濃厚でした。

帰りは夕焼け時の景色が最高なサンセットパームラインを通って、元町港方面に戻ります。ずっと海岸に接しているのでぜひ夕方に立ち寄ってほしいところ。

目指すは温泉。元町港には2つの温泉施設が並んでいて、1つがこちらの浜の湯。ここはかなり小規模で、休憩室などの施設もないのですが、混浴の露天風呂から眺める海が絶景。

水着を着用して入ります。こんな感じです。海の向うに伊豆半島が見える。今回は冬だったのですっかり水着を忘れてしまってスルー。

大島のパンフレットより
その隣にある御神火温泉に行きます。こっちは大きな温泉施設です。

休憩室も広くて、ごろごろしたい人はこちらを選ぶといいと思います。早朝に大型客船が到着する日は朝から営業しているそうなので、朝風呂と休憩用途にもいいですね。

夜ごはんは元町にあるお寿司屋さん「寿し光」にきました。

まずはビール。そして卵焼きがつき出しってのはかなり嬉しい。

まずはツブ貝とくろむつの刺身をいただきました。どちらも新鮮で美味しそう。

ツブ貝のこりこり感すごいですよ。やっぱり魚介は何を食べても最高。

そして明日葉と小海老のかき揚げ。これ実はすごいボリューム。大きめのソフトボールの球くらいあります。

明日葉は天ぷらで食べるのが一番好きです。ぱりぱりで美味しかった。

これは「サビ」という魚の西京焼き。全国的には「クロシビカマス」と呼ばれますが、大島ではサビで通っています。冬に最も脂がのって最高に美味しくなるらしい。

これは絶品。サビの脂に、香ばしい西京焼きの焦げが深い味わいをもたらします。

お酒は国産ワインをいただきました。

白ワインにはやっぱり生牡蠣ですね。

あと白子ポン酢も。なに食べても最高です。

しかしサビは本当にやばい。

香ばしい海老の塩焼きに。

おすすめだった焼きマテ貝。これも歯ごたえがこりこりでおいしい。

そして締めはやっぱりお寿司。地魚とべっこうが入った島にぎりです。

これは金目鯛かな。

めちゃくちゃきれいなべっこうにぎり。ピリ辛で美味しい!

3日目
さて、今日は最終日。ブランブルー和のこの部屋ともお別れです。次来るときもまたここに泊まりたいと思いました。
だって朝ごはんが最高なんだもん。島の野菜と魚をつかった優しいメニューは朝なのにどんどん食べれちゃう。お米も美味しいんだよなー。

元町港のあたりをぶらぶらとして、海を眺めたり、おみやげを買ったり、お茶したり。

行きはのんびりと大型客船にしたので、帰り道は超スピーディーな飛行機を選びました。ガソリンスタンドに寄ってから、大島空港へ。この駐車場に大島レンタカーの方が来てくれていて、サクッと返却手続きができました。大島レンタカーはいろいろ要望に応えてくれるので助かりました。

これが大島空港。

屋上にあがって、滑走路を眺めることができます。

たぶん、あれがこれから乗る飛行機。小さい飛行機は揺れそうで怖いですが、調布までたかだか45分です。

滑走路のなかを歩いて飛行機まで向かいます。これは不思議な感覚。

名前を呼ばれたら搭乗。事前に申告した体重によってバランスの良い席順が組まれているそうです(笑)

離陸したらあっという間に海。下に見えるのが高速ジェット船ですかね。

しばらく海を見てたらもう神奈川です。

よみうりランドの上を通過して……。

あれ、まだ住宅地? と思ったら突然あらわれる飛行場。本当にあっという間に着いちゃいますね。

歩いて空港施設へ。ひえー早いな。

着陸から5分後にはタクシーに乗っていました。うん、飛行機もいいですね。
2泊3日の大島の旅は観光もご飯も盛りだくさん。ポイントはレンタカーを借りること、食事はあらかじめ予約しておくこと、動物と触れ合ってみること。1人で行っても、グループで行ってもきっと楽しめると思います。
今回は真冬でしたが、夏場は自転車で島を一周するのも気持ちいいです。海も温泉もあるので、アクティビティにも気軽に挑戦できます。東京から45分でこんな場所、ほかにありますか!
というわけで、ほかのブロガーさんの大島レポートもお楽しみください。長い記事にお付き合いいただきありがとうございました。
大島|tokyo reporter 島旅 & 山旅
--次回予告

「恵比寿の『牡蠣ベロ』という牡蠣とシャンパンの店がよかった」
この話題はポッドキャストでも深掘りしていくかも。
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