先日、「白ヤギコーポレーション」という不思議な名前の会社を訪れました。この会社はゆるい社名ですが、独自開発のアルゴリズムを用いて新しいメディアアプリを作ろうとしています。

それが「カメリオ」というアプリで、キュレーションとは似て非なる“フォローメディア”というカテゴリに属するものだそうです。

カメリオ(Kamelio) 気になるテーマを追えるフォローメディア
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ニュースアプリでもなく、キュレーションでもなく、自分の気になるテーマに関する最新情報を自動で集めてきてくれるものを、あえてフォローメディアと名づけたようですが、たしかに使ってみると、これはニュースアプリではないし、Gunosyのようなキュレーションとも違う感じ。

カメリオは、まず「自分の好きなモノ」を登録するところから始まる。大きな括りでは「健康」とか「テクノロジー」とか「グルメ」とか。僕はアプリをインストールした直後はこのあたりの大カテゴリを選んでみた。

そしたらカメリオがそれらの分野に適合するニュース記事やブログなどを自動で収集してきてくれて、アップデートがあればプッシュ通知してくれる。その自動収集された記事などが自分の興味にマッチしていればすごい便利そう。

このアプリはいいね!情報収集を効率化する「Kamelio」 : イケハヤ書店

イケダハヤトさんもレビューしているけど、彼は上手に使いこなしていると思う。僕はといえば、使ってみるとなかなか複雑というか、見たことのないUIでどう使っていいかわからず、いまいちハマりきれてない感じでした。そんなときに白ヤギコーポレーション創業者の柴田さんからオフィスに遊びに来ないかとお誘いいただいたのでした。


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そもそも初めて白ヤギコーポレーションを知ったのは去年の11月、MOVIDA JAPAN主催の「MOVIDA Demo Day」でした。司会の伊藤健吾さんが、登壇する柴田さんを“マッドサイエンティスト”と紹介していたのが印象的だった。

スタートアップ総勢25チームのピッチ大会『MOVIDA DEMO DAY 4th』をリアルタイムレポート : Blog @narumi

柴田さんはロンドン大学で2007年に物理学博士となり、その後ニューヨーク大学研究員。CERNでの素粒子衝突実験に関わり、その時開発していた統計モデリングアルゴリズムを使ったビッグデータ解析が「神の粒子」ヒッグス発見に貢献。ボストン・コンサルティング・グループのニューヨーク戦略研究所を経て、白ヤギコーポレーションを起業したそうです。

なにやら経歴がすごすごぎるし、Demo Dayでのプレゼンもたしかに異彩を放っていました。そのときはカメリオの原型となるアプリについて紹介していたと思うけど、ビジネスモデルについて問われて、 「かなりファンキーなものができているけど、まだ内緒」と答えていたのが面白かった。

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Demo Dayでプレゼンする柴田さん

というわけで、非常に興味深いチームとアプリなので、オフィスを訪ねるのがすごく楽しみでした。ここからが本題です。


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白ヤギコーポレーションは代々木公園近くのビルの7階に入っているので、当然エレベーターで上がったわけですが、まず驚いたのが扉が開くといきなりオフィスだったこと。

こんな感じでエレベーターが開いたらもうオフィススペースなんです。普通はパーテーションとかでエントランスを間仕切りして、内線電話でも置いてあるものですが、ここは唐突にオフィス空間に入れられる。とりあえずこれはびびった。

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そしてもう1つすごいのが、エレベーターの扉の目の前で誰かが寝ていること。え!? これ誰かの家??って思った。かなり慌てました。でも正面に白ヤギのロゴも見えるから、たぶんここでいいんだろうと、勇気を出して一歩を踏み出してみる。

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「17時にお伺いしていいですか?」とメッセージした僕に、「最高にOKです」と返信してきた人が目の前で寝ています。

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果たして起きてくれるのでしょうか!?

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「柴田さん、大地に立つ」