このブログ、はっきりいって個人の日記レベルなので、その内容はといえばランチに食べたものだとか、夜に飲みに行った店だとか、買ったものの紹介とかがメインである。たとえば最近だとこんな記事である。 


麺がうますぎ!渋谷で絶品の富士宮やきそば「こころ」、350円という衝撃 : Blog @narumi


写真に簡単な感想を付け加えているだけだ。主に僕がどう思ったかが書いてある。だから受け取り手と意見が食い違うことだってある。例えばこのように。



たぶん、僕の味覚がおかしかったようだ。あるいはこの方とは味の好みが合わなかったのかもしれない。そういうことは当然あり得る。


しかしこの人はなぜ「ステマ」という言葉を持ち出したのだろう?

僕が美味いと言ったものを別の人が不味いと感じるのは、単に違う人間だからだ。このshotaro akiyama氏は、違う感覚を持つ個人のことはみんなステルスマーケティングの加担者とみなすのだろうか。もしそうなら世の中、悪徳マーケッターだらけだ。

ステマとは消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすることを指す。つまりこの場合にあてはめると、僕がお店側(焼きそば屋)から金銭などをもらって宣伝を依頼されたにもかかわらず、その旨を記載せずに客観的な記事であるように装ったら、それはステマだ。

でもそういった事実が本当にあったのだろうか。確認できたのだろうか。「こころ」というお店が僕にいくらお金を払ったというのだろうか。

そのような事実確認もなくステマだと主張するのは、お店側にも失礼に当たると思う。逆に宣伝行為であるという確証があるのならそれを示してほしい。

「不味かった」とかはそう感じたんだから書けばいい。だけど「ステマ」は感想として書く言葉ではない。


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この際だから言わせてもらうが、広告記事掲載の問い合わせというものはもちろんある。それに対して僕が返すのは、「請け負った場合、必ず広告記事であることを記載します」ということだ(ちなみに現在のところ広告記事は1本もない)。


くだらないブログだけど、ステルスマーケティングはしない。


※本物のステマとはどういうもので、どれだけ不自然な仕上がりになってしまうものなのか。媒体社の記事を例に挙げて解説したいところだが、長くなるのでそれはまた別の機会に。 




--次回予告
「で、また食べ物の話だけど、大木屋の“エアーズロック”肉はやっぱり素晴らしい」