いま確定申告の書類を作っている真っ最中なんですが、「freee 」というクラウド会計サービスがとても便利で驚いています。
会計ソフト「freee(フリー)」|全自動のクラウド会計ソフト
なにがすごいって、とにかく自動化が便利。
自分のクレジットカードとか銀行口座とかを登録しておくと、「はい、これは通信費ね」「これはタクシー代ね」って支出が自動で判別される。
さらに「これはGoogleからの入金だからAdSenseの広告収入ね」「こっちもAmazonアフィリエイトだから広告収入だね」みたいにブログの収入も仕分けしてくれる。なんだこれ…頭良すぎだろ。
どれだけ簡単か、画面を見るとわかります。まずはfreeeのトップページ からログイン。
この「自動経理」ってやつを体験してみるときっと驚かれるでしょう。
普段使っているオンラインバンキングのID/パスを入力して、自動同期を設定。
そしてクレジットカードも追加し、同期を開始。ステータスバーが進んでいって、あっという間に数百件のトランザクションがfreeeに同期されました。
同期されたデータを開いてみると、2014年のクレジットカード、銀行口座の取引がずらっと並んでいます。すごい。けどこれ全部1個ずつチェックしていくのは面倒じゃないですか。
そこで「自動化」です。毎回決まった取引は内容を入れて、自動化のところをチェックすると今後は同じように処理してくれます。
例えばこの「Buffer」というやつは、インターネットサービスの月額利用料なので「通信代」としておきます。そうすると以降は勝手に処理してくれます。
Bufferはあまりにマイナーなので自分で項目を設定しましたが、「Amazon.co.jp」は新聞図書費、「Facebook」は広告宣伝費(いわゆるFacebook Ads)として最初から入力されています。有名どころはばっちりです。
次に銀行口座に振り込まれる「収入」を見てみましょう。こっちはアマゾンジャパンとグーグルからの入金を「インターネット広告の収入」と自動で判別。非常に賢いです。
こんな感じで自分の口座やクレジットカードの取引がほぼ自動で仕分けされていくのはすごく気持ちいい。手間がかかる作業がすいすい進みます。そうすると楽しみなのがレポート。いったいどんなグラフができあがるのでしょうか。
こんな感じになります。面倒な計算をしなくても毎月の収入・支出がしっかりと記録され、赤字か黒字かがはっきりとわかります。
さらに自分の収入の内訳もばっちり。こまめに計算すれば当然わかることなんですが、自動でやってくれるというのがfreeeのすごいところ。
支出の比率も一目瞭然です。単純に自分の支出をチェックするためだけに使ってみてもいいと思います。無料プランもありますので。
さて確定申告をしたいわけですが、ここ最近はfreeeの画面を開くとこんなポップアップが出てきます。なんと「確定申告ナビ」。すごい!こちらの動きが見透かされている!
このガイダンスに沿って、ひとつひとつ作業をこなしていくと確定申告が終わる。
質問に答える形でどれかをクリックすると、その部分の入力が行える。
完成度が左下のバーでわかるので、ちょっとやる気が出るね。
ここまでいけば確定申告も終わり。僕はまだここまでいってないんですけどね。。
ちなみに青色申告決算書は一瞬でPDFを出力できる。書類作成が苦手な人にとってはかなり助かると思う。
確定申告がやばいっていう人は使ってみるといいと思います。
会計ソフト「freee(フリー)」|全自動のクラウド会計ソフト
あと以下の本も大変参考になりました。この2冊を読みながらやるとまず大丈夫でしょう。って僕もまだ終えてないんですが…。でも、もうすぐ終わる…。
とくに「freeeでラクラク確定申告」の方は、この本の著者が初めての青色申告をfreeeでやってみた体験を記したもので、「1年分の会計処理をまとめてやっちゃうぞ!」というまさにいまの状態に近いガイド本だったのでかなり助かった。いまからfreeeのアカウントを開設するという人はこの本を手元で開きながら進めるとつまずくことがないと思う。
こういう書籍が出てるっていうのはとても安心できる。ググってもよくわからないところを説明してくれるのはやっぱり本ですね。