とにかく「肉」で有名なミート矢澤が、東京駅に新しい焼肉屋さん「Japanese BBQ YAZAWA」をオープン。また肉の品質がすごいことになってるそうでして、今回このお店の予約システムを手がけたトレタ(TORETA)さんにご招待いただき、初めて矢澤系列のお店に行ってきましたよ。
場所は東京駅八重洲中央口を出て、目の前の道路を渡って徒歩2分くらい。八重洲ターミナルホテル下、銀だこの並びです。
シンガポールで大人気の業態を日本に逆輸入したそうで、なんとなく海外にある日本料理店を思わせますが、「どうせまた美味いんでしょ? とりあえず予約する」という方は以下からどうぞ。そのまま予約できます。
「Japanese BBQ YAZAWA (焼肉 矢澤)」 ウェブ予約
半信半疑な方は続きをご覧ください。まずはビールを注文。この薄いグラスが僕はとても大好きです。分厚いジョッキよりも断然薄いグラス派。
これ何かと思ったら、ナムルなんです。冬にぴったりな色合いの紅心大根に、カリフラワーとズッキーニ。彩りが綺麗なだけじゃなく、味も一工夫されておりました。ナムルといえばごま油の風味を想像していたら、なんと鰹だしのすごく和風なやさしいお味。すっきりとした煮浸しのようなナムルでした。これはすごく斬新。
ナムルとキムチにこだわりがあり、しかも相当美味しいということは、この後のお肉にも期待が高まります。
まずは「厚切り極上タン」と「上ハラミ」。
厚切り極上!っていうとめちゃくちゃ高そうですが、1800円とまあお手頃。それでこの分厚さです。絶対美味いでしょうこれは。
なんかもうハンバーグみたいなボリューム。牛タンなのにぼってり肉厚なのがこの角度からでもわかります。テーブルごとに店員さんが焼いてくれるので安心。
食べやすくカットしてくれたタンをいただきます。タレはこの透明な「塩ポン酢」がおすすめとのこと。言うまでもないですが、めっちゃくちゃ美味かったです。
ハラミもこんな感じで焼いてくれます。
肉厚なのに柔らかくて超うまい。もちろんハラミならではの歯ごたえもある。上品な塩味が白ワインによく合います。
そしてユッケ。こちらのお店はちゃんと許可を得て生肉を提供できるよう、キッチンに生肉だけを調理するための「ユッケ室」と呼ばれるスペースを用意したのだとか。
贅沢なユッケ肉を、程よい酸味のあるタレで味付け。上に乗っている卵黄もまた見事です。
そして続いてはこのお店の看板メニュー「サーロインの矢澤焼き」です。この超薄切り、濃厚なタレの香り。これはきっと最高級部位サーロインをすき焼き風でいただくやつですね。
待ち受けるのはタレ。卵とタレと山芋が合わさった感じでしょうか。
クソでかいだけに、焼いてもらえる安心感。
あの巨大でうすーいお肉をささっと焼いてくるくる巻いて、タレに付けて食べるとまじでやばい。
これは脳細胞が数億個は軽く死んじゃうレベルの美味さです。食べるとちょっとずつバカになりそうなくらいうめえ!
この甘味はもはやスイーツです。
そして、これも看板メニューの「60日間熟成肉」。熟成肉というのは今年とても流行りましたが、60日というのはその中でもかなりの長期間熟成ですね。そして分厚い…。
じゅうじゅうとサイコロステーキのように焼く。もう煙からしてちょっと違う。
通常より長く熟成させた分、確実に旨味が凝縮されている。脂が甘い!じゅわっと甘味が口の中に広がる。これは熟成肉じゃないと出せない味。ぜったいに注文しておきたい一品でしょう。
こちらは「牛タンのファルス」。牛タンのソーセージと洋風クリームソースを合わせたもの。鶏つくねのようなハンバーグのような不思議な食感。そして肉の味がやたらと濃い。赤ワインにぴったり。
上質な赤身の部位「芯芯(しんしん)」。
片面5秒だけ焼くこと。適度なサシが入っていて、梅肉のソースでいただくと旨味が増幅してしまった。
これは「みすじ」だったかな。こんな風にタレに漬け込んであるということは……。
さっきサーロインのときに使用したあの超美味いすき焼き風の食べ方が再び!
ザブトンだっけ。脳がやられてる間にいただいてしまった最後のお肉。当然のようにこれも美味かった。
そして〆は「土鍋の矢澤ご飯」。これは和牛の時雨煮のようなものに、生姜がたっぷり入った土鍋ご飯。ぜったいに美味いだろ。
じゅうじゅうとかき混ぜていきます。
そのまま食べたり、ひつまぶしみたいに出汁をかけたり。最高。
デザートはブラッドオレンジのシャーベット。でかい。
焼肉 矢澤 - 日本橋/焼肉 [食べログ]
東京駅で焼き肉ならここが一番かも(値段もそれなりにしますしね)。年内で予約が取りやすい時間帯は平日19時までと、土日の20時以降だそうです。
「Japanese BBQ YAZAWA (焼肉 矢澤)」
--次回予告
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