僕は小6までを東京都東村山市で、大学卒業までを埼玉県所沢市で育ちました。

つまり西武ライオンズが好きなのです。

小学生の頃は西武が黄金時代まっただ中。地元は西武線沿線で、 西武球場(現・西武ドーム)にも自転車で行ける距離でした。年間1000円払うだけで入場料が無料になってさらにメガホンとかバッグとかいろいろなノベルティまでもらえちゃうファンクラブ「友の会」なるものに入って、学校が終わると、友達と西武球場に集合していました。

少年野球をやっていたのですが、周りの子どもたちは当たり前のように100%西武ファン。清原、秋山、デストラーデ、石毛、工藤、潮崎……。スター選手揃いで、どの試合を見に行っても気持ちよく勝ってくれた記憶しかありません。

たしかこんなオーダーで、そりゃ強いわけですね。だいたい辻がヒットを打って、平野が送って、秋山と清原とデストラーデが長打を打って、また石毛がヒットを打って、次の人が送って、なにげに伊東とか田辺もけっこうチャンスで打って、そんでまた辻がヒットを打ってと無限にループするような打線でした。
辻 
平野 
秋山 
清原 
デストラーデ 
石毛 
吉竹・笘篠・安部 
伊東 
田辺 

渡辺久・渡辺智・郭・工藤・石井 
潮崎・鹿取 
  常勝西武の時代について教えてくれ
 
僕が小学校に通ってた6年間のうち、5回も日本一になってるんですけど、そうするとリーグ優勝と日本一の前後、駅とか西友とか、その他いろいろ西武系列の場所でとにかく松崎しげるが熱唱する球団歌「地平を駈ける獅子を見た」が流れまくるんですよ。

これはもう年端もいかない子どもには洗脳と言ってもいいレベルで、いまだにどこかの西友に入るたびに、頭のなかに「地平を駈ける獅子を見た」が流れてきます。いや、もう「西武」という文字を見たり、動物園でライオンを見るだけで「地平を駈ける獅子を見た」が脳内で再生されるのです。




これが街中のあちこちでヘビーローテーションされてるんですよ!?苦情とかなかったんでしょうか。中1のときに所沢に引っ越したんですけど、西武グループの本社があるお膝元なので、より一層、松崎しげる漬けになった気がします。所沢駅と西武デパート、西友、プロペ通り(笑)西武バス、ぜんぶ松崎しげる。

そんな僕が先月、久しぶりに西武ドーム行ってきましたよ。ここからが本題です。

◆◆
8月6日は西武の西口文也というベテラン投手が今季初1軍登板の日でした。なぜか強烈な西口ファンである会社の同僚と17時くらいに仕事を切り上げて、渋谷からはるばる西武ドームに向かったのでした。

球場に着いたのは18時半くらいで、もう西口が1回表は投げ終わってる頃。早くも火だるまになって降板してたりして…と不吉なことを考えながらドームに入ったら、なんと2回表か裏だかで、まだ0-0でした。

相手は日ハム。130km台の直球を中心とした投球で、毎回ランナーを出してヒヤヒヤしながらも、なぜか要所で中田翔を三振に取るなどのらりくらりと5回を0封し、その5回裏に西武が1点を取って、西口は勝利投手の権利を得ました。

10

西武の得点の瞬間、興奮する同僚。球場は大歓声に包まれました。僕も小学生の頃のように喜びました。あの時と違うのは手に持っているのがメガホンじゃなくて、ビールだということくらい。いくつになっても西武の試合を生で観るのは楽しいし、やっぱり夏のスタジアムで飲むビールは最高。



もちろんその後は中継ぎ投手が追いつかれ、打線の援護もなく引き分けのまま延長に突入し、西武のサヨナラ負けをニュースで知ったのは、すでに球場を離れ、居酒屋でビールを飲んでるときでした。

--次回予告
ソーシャルコマース『Fancy』で買い物をしてはいけない理由を2つ挙げよう